低分子量ポリエチレンは通称ポリエチレンワックスと呼ばれ、一般的なポリエチレン樹脂が分子量数万から数十万であるのに対し、1000から1万程度のものがこのように呼ばれます。
現在のHoneywell社は1952年のAllied社のポリエチレンワックスの商業生産化から始まり、Allied Chemical社、Allied Signal社という変遷を経て、今日のHoneywell社の形に至る。生産化から約70年以上の歴史を誇り、ポリエチレンワックスのリーディングカンパニーとして存続し続けております。
ホモポリマー・酸化・高密度酸化・各種変性品(アクリル酸、EVA、マレイン酸変性など）・アイオノマー・微粉体など幅広いラインナップを保持しており、樹脂改質剤として多様な機能を付与することを目的としております。特に高密度酸化品(A-C 300シリーズ)については、独自の高い針入度からエンプラ向け滑剤、インキ向け耐摩耗性向上、極性による基材との密着性の向上など多岐にわたる用途で実績がございます。